2007年10月25日

ビル管理なのに、なぜ電気工事士の免状が必要なのか?

先日、新聞の求人欄に地元老舗デーパートの管理会社が、設備管理員募集の広告を出しておりました。

必要となる資格として、電気工事士の免状が含まれております。多分、ビルメンテナスの事情を知らない方は、”設備など管理の仕事なのに、何故、工事の為の免許が必要なのか?”疑問に思う方もおられたのでは、と思います。

これには、大きな理由があります。

1.店舗、事務所ビルなどの、多くの設備及び重要な設備は、電気を使用しています。
2.ある程度以上の電気の知識、技能(工業高校の電気科卒業程度)が無ければ、電気に関わる設備を運転、維持管理が出来ません。
3.ビルメンテナンス業界に勤める、電気主任技術者の有資格者は多くありません。自家用電気工作物において、電気主任技術者の仕事は、本質的に”保安の管理”にあります。(勿論、直接設備を運転、維持管理しては、いけないと言う事ではありませんが。)

電気工事士の場合”有資格者の数が多い事”や”資格試験の内容”から判断し、ビルの設備管理に、適していると考えられるからです。

--------------- 平成19年10月26日 追記 ---------------
誤解を受けないように、付け加えます。

自家用電気工作物においては、電気主任技術者の”保安の管理”のもとで、工事を伴わない電気設備の運転、維持管理を行う場合は、電気工事士の資格は法律上必要ありません。

これらの作業には、電気工事士の有資格者が適しているという意味の投稿です。

sikakujoe at 10:48 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ! 第一種、第二種電気工事士 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔